2004年11月 むぎの地球の「食べ」歩き方 
                        パリ編(後編)


♪御覧なさ〜い、御覧なさ〜い
ベルサイユのば〜ら〜♪
今日はヴェルサイユ宮殿にやってきたもきゅ。
むぎは居候先で宝塚を見せられることもあっていつの間にやら「ベルばら」マニアになってしまったんで、実はかなり楽しみだったもきゅ。
まずは庭園からめぐったんだけど、とても遠くまで森が広がっていてスケールが違うっつの!
ほんとはマリー・アントワネットがフェルゼンと会っていたプチ・トリアノンまで行きたかったんだけど、あまりに広くて遠すぎるのであきらめたもきゅ。残念。

「フランスの女〜王なのですから」
ここは「鏡の間」。1919年にヴェルサイユ条約が調印されたところもきゅ。でも生憎工事中で期待してたのと全然違ったっつの。
しかし、各部屋とも本当に豪華で、さすがフランス絶対王政時代の象徴!むぎもこんな部屋で暮らしてみたいもきゅ。

ツナサンドというよりツナ祭り!
再びパリに戻ってきたもきゅ。ランチはフラッと入ったCafeで、ハムやチーズをはさんだ食パンに卵をのせたホットサンド「マダム・クロック」とツナサンド。それにエスプレッソとカフェオレをいただいたもきゅ。
ツナサンドのバゲッドが硬くてむぎは食べにくかったけど、マダム・クロックはあつあつでほんとにおいしかったもきゅ。

むぎも凱旋してきました
そして憧れの凱旋門へ!「水曜どうでしょう」の大泉さんとミスターが「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」のスタート地点に選んだ場所もきゅ。
むぎの旅は終盤だけど、やっぱりここに来ないと、ヨーロッパに来た意味がない!
この凱旋門は272段の長〜い螺旋階段を登って上まで行けるんだけど、シャンゼリゼ通りは見下ろせるし、エッフェル塔を始め、パリの街全体が見えて、上まで登る価値はあるもきゅ。ただし、目が回ってもむぎは知らないもきゅ。

むぎ on ヴィトン
ルイ・ヴィトンの本店にやってきたもきゅ。といってもむぎはお買い物はしないで、見・て・る・だ・け〜だっつの。
この外装のかばんはむぎの旅行かばんには大きすぎるっつの!

むぎさん涅槃の図
後ろに見えるのは、マリー・アントワネットが断頭台の露と消える直前まで収容されていたコンシェルジュリ。
王妃が最後に過ごした独房が再現されてるんだけど、それ以外は特に何もなくて、正直がっかり名所?に数えたいところだっつの。
でもここで過ごした2ヶ月半の間にマリーはみるみるやつれて、38歳の若さで、ブロンドの髪は白髪になってしまったんだって。。。可哀想もきゅ。

え〜左手にみえますのがぁ
そして、この旅の一番の目的地、ルーブル美術館へ。
この建物は昔、王宮として使われていたこともあって本当に壮大で、これ自体が素晴らしい芸術品もきゅ。
クリスタルのピラミッドはむぎはどうかと思うけど・・・

むぎさんも負けじと微笑ω
ジャーン!これが憧れの「モナリザ」だっつの!これが見られるなんて本当に幸せもきゅ。
こんな近くで見られるんだっつの。やはりこの美術館の一番人気なのか、かなりの人だかりだったもきゅ。

ボソッと『なつかしい』の一言
「!!!」
むぎはメソだけにメソポタミア文明の「ハムラビ法典」ははずせないもきゅ。
「チョコにはチョコを、ケーキにはケーキを」の精神はずっと守っていかなければならないもきゅ。

このあとクィーンがなくなったのは秘密
チェス好きのむぎをうならせる美しい一品が!
むぎ怪しい?

焦げてるんじゃないよ
焦がしてるんだよ!
他にも「ミロのヴィーナス」や「サモトラケのニケ」などルーブル美術館を堪能して、セーヌ川沿いのCafeで一休み。
カフェオレとショコラにクリームブリュレをいただいたもきゅ。
歩き疲れた体に甘いものは心からほっこりするもきゅ。

むぎさんも踊る
そして、憧れのルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を観に、オルセー美術館へ。
この美術館は昔の駅舎を利用していて、とてもオシャレで趣あるところもきゅ。
やっぱり本物の名画は筆遣いなどが間近で見れて、感動もひとしおもきゅ。

ハムばっか食べるむぎさん
オルセー美術館の中のレストランでディナーをいただいたもきゅ。よくわからない豆をペースト状にしたものの上に、分厚いハムみたいなのがのっかってたもきゅ。
お味はまぁまぁなんだけど、特筆すべきはこの部屋の豪華絢爛さ。写真がないのが残念なんだけど、まるでヴェルサイユ宮殿で食事をいただいてるような錯覚に陥るもきゅ。

デザートチーズに興味津々
デザートは3色ジェラートとカッテージチーズのフランボワーズソース添え。とってもおいしいっつの。
窓の外にはセーヌ川。本当にステキなパリ最後の夜だったもきゅ。

疲れたので座布団だよ
さて、これで大好きになったパリとはお別れ。再びアリタリア航空に乗って経由地ミラノへ。
ここでアクシデントが!なんとミラノの空港の管制塔がストライキをおこしていて、飛行機が飛び立てない・・・よくあることらしいんだけど。。。
ミラノの空港に閉じ込められたむぎは仕方がないので腹ごしらえ。
野菜不足のむぎはシーフードサラダとイタリアで大のお気に入りとなったラビオリをチョイスもきゅ。しかし何もすること無くて暇だったつの。

やっぱりハムから食べてました
予定よりかなり遅れて、ようやく飛行機も日本に向けて飛び立ってくれたもきゅ。
早速の機内食はチキンのクリーム煮みたいなのとポテトのグラタンみたいなのとラザニアみたいな感じのものもきゅ。まあ何かわからないまま食べてたもきゅ。しかしこの機内食はなかなかおいしかったもきゅ。アリタリアも1週間の間に心を入れ替えたのかな?

量の少なさに不服そうなむぎさん
最後の機内食の朝食はパンとちょっとのサラダとヨーグルトだけだったもきゅ。だから足りないんだっつの!
やっぱりアリタリア嫌い・・・
パリは、街自体が芸術でとても美しく、本当にステキなところだったっつの。何を食べてもおいしいし、何を見ても綺麗だし、タクシーの運転手さんやお店やホテルの人もみんな親切で、是非もう一度訪れたい街もきゅ。本物の芸術に触れる機会も多くて、ずっとここで暮らすのも憧れるもきゅ。
今回は、近畿日本ツーリストのツアーに参加したんだけど、添乗員さんがとてもしっかりした仕事のできる人で、何一つ不自由なく安心した旅行ができたもきゅ。一緒に参加してた人たちもとてもいい人たちばっかりで、最初はむぎのこと不審そうに見てたけど、だんだん仲良くなれたもきゅ。
本当にたくさんのめそたちに、この感動を味わって欲しいっつの。
ということで、この旅のむぎのbPは・・・

ルーブル美術館の「モナリザ」に決定もきゅ!

2004.12.11Update

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