2005年5月 阿蘇・別府 大自然ドライブとほっこり温泉の旅


飛び込みたいってうずうず
今回は新緑の阿蘇山をドライブしたくて、熊本県にやって来たむぎだっつの。
まずは日本の名水100選にも選ばれている白川水源へ。
毎分60tの勢いで地底の砂と一緒に湧き出ている水は、ものすごく透明で、少し甘くておいしいもきゅ!
湧き出るところがばっちり見えるので、時間も忘れてず〜っと見てしまったもきゅ。
入場料が100円いるんだけど、お水は汲み放題なので、たくさん持って帰ってる人たちもいたもきゅ。


まずは揚げ出し豆腐

ちょっと早いお昼ご飯に、阿蘇の麓 高森町にある「高森田楽保存会」へ。
かなり分かりにくい山奥にある、古い民家を移築した趣きある建物で、鎌倉時代から続く高森田楽をいただいたもきゅ。
各テーブルに囲炉裏があって、そこにヤマメ、豆腐、こんにゃく、鶴の子イモの4種の串に3年間も寝かせた特製の味噌ダレをつけて焼くんだっつの。
パチパチという炭の焼ける音を聞きつつ、味噌が焦げていくいい匂いを嗅ぎながら至福の時をすごしたもきゅ。
焼けるまでには20分ほどかかるので、その間、揚げたての厚揚げが出てくるんだけど、これがまた絶品!


そしてごはんとだご汁

手袋をつけて串をまわしながら、食べ頃を待っていると、いいタイミングできび飯とだご汁が運ばれてくるもきゅ。
そろそろ田楽もいただける頃だっつの。
お味噌が甘くて、香ばしい!
そしてだご汁は、きしめんみたいな極太の麺のぶつ切りとお野菜が入った熊本の郷土料理もきゅ。
ここのはむぎ好みの白味噌仕立てでとってもおいしいっつの♪
しかし、むぎはどんくさいのか、囲炉裏に立てている串を何度も倒してしまい、灰だらけのお豆腐やこんにゃくになってしまったもきゅ・・・( ´・ω・`) お口の中でじゃりじゃりいって、ちょっとがっかりもきゅ。
みんなは串を回すときに慎重にした方が、おいしく食べれるもきゅ(そんなのはむぎだけだっつの!)

はじめてのかぶりつき!!
最後に塩焼きのヤマメをかぶりついたっつの。
皮も香ばしく焼けておいしいし、臭みもなく、川魚をあまり食べたことのないむぎは、とっても感動したもきゅ。
こんなに食べて、もうおなかいっぱい!
この田楽コースは1680円で大満足だっつの。

ペーター?
田楽保存会から車で5分くらいのところにある月廻り公園にやってきたもきゅ。
入場無料なのに、ヤギさんやお馬さんが放されていてびっくり。
ここは新くまもと百景の第1位に選ばれたほど眺めが良いところで、晴れた日には、ギザギザ頭の根子岳をはじめとする阿蘇五岳がよく見えるらしいんだけど、むぎが訪れた日は生憎の曇り空で、何となく見える程度だったので、ちょっと残念もきゅ。

噴火中でむぎもゴホゴホ
さらに車を走らせて中岳火口を目指したけれども、阿蘇山はただいま小規模噴火中。
1次規制中で、火口の見学はできなかったもきゅ。
ロープウェイ乗り場までは行けるんだけど、そこでもガスが酷くてコホンコホンと息苦しかったもきゅ。
近くで見る中岳は、岩や砂ばかりで、まるで火星とかの他の星に来たみたいだっつの。

寝起きを激写!!
草千里に来たもきゅ。
見渡す限りの草原で、お昼寝には最適なスポット!
むぎの後ろには雨水が溜まってできた大きな池と烏帽子岳が見えるもきゅ。
乗馬も楽しんだりできるんだっつの。

雲みたいな煙
草千里の中のちょっと小高い場所まで登ってきたもきゅ。
そしたら中岳の火口がよく見えて、煙が立っているのがよくわかるっつの。
でも雲と煙の区別がつきにく〜い。
お天気が良かったら・・・とまた思ふむぎだっつの。


むぎもお米もらったよ

むぎのお気に入りスポット第1位の米塚だっつの。
阿蘇山中腹に位置する寄生火山で、山頂がすり鉢状にくぼんだかわいい山もきゅ。
昔、阿蘇の神様が米を積み上げてできたもので、山頂のくぼみは貧しい人に米を分け与えた名残なんだって。えぇ話もきゅねぇ。

は、はやく食べたいっ!!
阿蘇パノラマライン阿蘇吉田線を下って阿蘇駅前へ。そこから細道を通ったりして車で10分弱の「果実の国カップルズ」へ。
ここはりんご、ブドウ、イチゴなど年間を通してフルーツ狩りが楽しめる観光農園なんだけど、アップルパイがおいしいと聞いてやってきたっつの。
むぎが頼んだのはイチゴミルクセット650円。
アップルパイはまあ普通においしいんだけど、一緒についてるりんごのアイスがとってもおいしい!そして、イチゴミルクもとっても甘くって大好きな味!でも氷が入ってなくて、ちょっと生ぬるいっつの。
近くには観光牧場もあって、そんな感じのニオイが漂ってくるのでちょっと覚悟が必要だっつの。

↑こんなかんじで見えますよっ
阿蘇五岳を一望したくて、阿蘇駅から20分くらいドライブして、大観峰という展望台へ。
阿蘇外輪山の最高峰で、標高936mというかなり高いところにあるので大パノラマ!
写真ではちょっと見えにくいけど、ここから見える阿蘇五岳は仏様の涅槃像にも例えられるんだもきゅ。
左端が頭なんだけど、よ〜く見てたら、みんなもそんな風に見えるもきゅよね?
お天気が良かったら、それはそれは素晴らしい眺めらしいっつの。

てんこもりでむぎさんもオサレ気味?
再び阿蘇駅近くに戻り、「山賊旅路」というお店で、阿蘇名物の「高菜めし定食」をいただくもきゅ。
むぎは今回阿蘇にやって来るまで、高菜が阿蘇名物って知らなかったっつの。
高菜めしは一言で言うと、高菜の入った炒飯。これにだご汁とたけのこの煮物と冷奴ととろろと大根おろしがついて1050円はお徳もきゅ♪
ここのだご汁は麦味噌仕立て。だんごも田楽保存会のと違ってかなり分厚いだんご状で、野菜も大きく、ボリュームもあり、とっても田舎風。
ほんとどれもおいしかったもきゅ。

ちょいとオナカたるんでません?
前回宮崎に来たときに、チキン南蛮を食べ損ねたので、リベンジするもきゅ!
まずはおなじみのタルタルソースがかかっているチキン南蛮の元祖から。
ここは宮崎県内にたくさんチェーン店がある「おぐら」。
むぎは「ダブル南蛮定食」945円をセレクト。
何がダブルなのかというと、左は普通のチキン南蛮。そして右が鶏のつくねの南蛮なんだっつの。
つくねもおいしかったけど、むぎはやっぱり普通の南蛮が好きだっつの。
もっとたくさんタルタルソースをかけてくれたらいいのにな。
ちなみにここの野菜用のドレッシングは2種類あるんだけど、どちらもとってもおいしいもきゅ。

これはこれで、うん!
そして宮崎にはもう1種類、タルタルソースのかかっていない南蛮があるんだもきゅ。
すべてのチキン南蛮の元祖、延岡駅前にある「直ちゃん」のキチン南蛮定食850円もきゅ。
小麦粉と卵しかつけてないのに、何故かカツのようなサクサクした衣でお肉もジューシー。
南蛮タレも深みがあるいいお味もきゅ。
これで十分おいしいんだけど、タルタル好きのむぎは、やっぱりタルタルつけて欲しかったもきゅ。
お漬物がにんにくの香りがきいていてとってもおいしいんだっつの。
ちなみに、おぐらのご主人とここの先代が修行仲間で、ここのチキン南蛮にタルタルをつけて、宮崎市内でお店を出したところ、今のスタイルが広まったんだって。

このあと高菜漬けにして食べました
そして、宮崎のラーメンチェーン店「風来軒」のとんこつラーメン550円とあぶりチャーシュー250円もいただくもきゅ。
スープが濃くておいしいんだけど、あまりにこってりしすぎて、後で「げぷっ」てなっちゃったっつの。
あぶりチャーシューはこんがりとしたいい匂いがしてすごくおいしいもきゅん!


どんなとこでも気を抜かずにグルメェ!
宮崎を出て別府に向かう途中の道の駅「うめ」で、名物のマロンソフト300円をいただくもきゅ。
栗の味が十分に堪能できるコクのあるソフトクリームでこれはオススメだっつの。

美白なむぎさん、温泉効果
今日は明礬温泉に旅の疲れを癒しにきたもきゅ。
しかし、GW真っ只中・・・ものすごい渋滞だっつの・・・
さらに疲れるむぎだったけど、別府の街はいたるところから湯気があがっていて、硫黄のニオイがすごい。
温泉への期待が高まってくるっつの。

どちらも温泉風味
まずは温泉よりもおやつだっつの。
岡本屋売店で売ってる「地獄蒸しプリン」210円と「温泉たまご(だし入り)」200円をいただくっつの。
プリンはカラメルが甘くなくて、大人の味だっつの。プリン自体も卵のコクがあり、まあ普通においしいっつの。
温泉たまごも出汁がおいしくって、まずはおなかで温泉を堪能したもきゅ。

湯の花とめその花
明礬温泉ではお土産とかでよく売られている「湯の花」を写真のような藁葺小屋で昔ながらの製法で作っているんだもきゅ。
「湯の花」とは明礬温泉の地表から噴出する温泉ガスから採取した結晶で、天然の入浴剤もきゅ。
そこらへんの道路の排水溝からすごい湯煙が出ているのを見ると、湯の花もたくさん取れるんだろうなぁと思うむぎだっつの。

湯あがりでほっぺが赤いのですね
明礬温泉「湯の里」の大露天岩風呂風呂(600円)に入るもきゅ。
ここのお湯は乳白色でとってもしっとり。泉質は単純酸性・硫黄泉で、疲労回復、皮膚病から美容まで効果があるんだって。
確かに、お肌すべすべもきゅん!体についた硫黄のニオイが翌日もとれないくらい、強力なお湯だっつの。
入浴後は温泉卵をいただいだもきゅ。ここのは普通のゆで卵みたいな感じだけど、50円でとってもお安いもきゅ。

夜景がやけ・・・ゴホ、ゴホッ
明礬温泉をさらに上がった高台から、別府の夜景を堪能もきゅ。
写真があまりキレイにとれなくて残念だけど、実際は大分市内の夜景も見えて、別府湾の形がよくわかるもきゅ。
デートにはオススメスポットだっつの。。。

鶏肉はとりに・・・ゲホッゲホッ
この日の夕食は大分市内の商店街にある「カフェテラス あんとれ」のとり天定食750円。
鶏のから揚げとは違って、ちゃんと天ぷらもきゅ。
大分は鶏肉の消費量がとっても多いみたい。
ポン酢につけていただくんだけど、辛子があればもっとうれしいっつの。
九州は鶏肉が本当においしくて、むぎは毎日鶏肉を堪能したもきゅ。
今回はメソの生みの親、うすた京介先生の出身地熊本県を訪れることができて感激だっつの。
阿蘇山は本当に雄大で、火口からの煙を見ていると、阿蘇山が生きていることを実感して、自然の神秘を感じることができるっつの。 5月は新緑が美しく、阿蘇山を訪れるには一番いい季節なんじゃないかな。
でも、にんにくたっぷりの熊本ラーメンと馬刺しを食べる機会がなかったのが残念もきゅ。
別府の明礬温泉も泉質が素晴らしいのがむぎにも実感できるほどで、是非九州に来るたびに入っていきたいもきゅ。
そして、九州は本当に食べるものがおいしい♪ついつい食べ過ぎて、またまたふっくらしてきたむぎだっつの。
ということで、この旅のむぎのbPは・・・

高森田楽保存会の田楽とだご汁に決定もきゅ!

2005.6.27Update

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