2006年11月 京都 紅葉より、うまいもの探検隊!の旅


アバンチュール

紅葉を見に、京都へ来ましたよ。
でも紅葉にはちょっと早かったみたい。
予定を大幅に変更して、まずは甘い物探検隊長としての任務を遂行するもきゅよ。

まずは平安神宮のすぐ西にある「ラヴァチュール」という喫茶店へ。
ここはタルトタタンで有名なお店もきゅ。
タルトタタンとはりんごのタルトみたいなもの。 1個600円もするもきゅ。
温めて、上に酸味のあるヨーグルトをかけてくれてるんだけど、それにしても甘すぎ!
TVで紹介されたり、本場の賞をもらったりしているので、すっごい期待してたんだけど、ちょっと残念だったもきゅ。
でもりんごがめいいっぱい詰まってるもきゅよ。


おいしさふくれるぅ!

お次は数軒隣にある「六盛茶庭」へ。
いつも大行列なので、気合入れて開店時間に行ったら、平日ということもあって誰もいない・・・拍子抜けだっつの。
むぎの大好物だし、並ぶのが嫌でなかなか来れないので、ここぞとばかりに抹茶、黒蜜きなこ、ハニーココナツの3種類をオーダー。
だいたい1個735円から785円くらいだっつの。
待つこと20分。あま〜い香りが漂って来て、きのこのように膨らんだスフレの登場もきゅ!
すぐにしぼんでしまうので、急いで真中に穴をあけてソースを流し込んでからいただくもきゅ。
もうね、最高だっつの!ほんとふわっふわぁっで、ここでしか得ることができない食感もきゅ。
ぜひこのふわふわしあわせ感を全てのめそたちに体感して欲しいっつの!

上品なお手前で
次にやってきたのは、寺町の老舗のお茶屋さん一保堂茶舗に併設された喫茶室「嘉木」。
ちょっと前にリニューアルされたばっかりで、店内も広くなってキレイもきゅ。
むぎは玉露の麟鳳650円を飲んだんだけど、うまみがお口いっぱいに広がって、 お茶ってこんなにおいしいものだったのかと目からウロコもきゅよ。
一緒についてくるお菓子は、この日は京華堂さんの龍田。他にも末広菓舗の栗もちもあったっつの。
お茶は自分で淹れるので、何杯でも飲めるし、お茶のおいしさにこんなに感動するとは思わなかったもきゅ。

まだかえで
やっとおなかも満足したので、市バスに1時間弱揺られてやってきたのは、神護寺。
「京都の紅葉と言えば?」「神護寺!」となるくらい有名な所もきゅよ。
この山門に来るまでに、すごい階段を上っていかないといけなくて、もう息も切れ切れ。
山だけあって市内よりは紅葉も進んでたけど、まだまだもきゅね。

もみじあんまりなかった
神護寺と言えばこの階段。かなり急で怖いっつの。
境内もかなり広くて、紅葉もあるんだけど、期待していた程ではなくて、ちょっとがっかり。よく震えるくらい感動するとかって言われてるんだけどな・・・
奥の方には、小さなお皿を投げて、厄払いをする「かわらけ投げ」ができるっつの。
錦雲峡の眺めが気持ちいい〜!
平日の午後だからか、人もそれほどいなくてバスも混んで無くて良かったもきゅ。

イートインですが
四条烏丸まで戻ってきて、夕食は念願の三嶋亭ですき焼き!むぎも出世したねぇ・・・
しかーし、今回は大丸さんに入っているイートインコーナー!
これならむぎにも気軽に食べられるもきゅね。
まずは「すき焼き膳」1700円。
お肉が柔らかくってじゅ〜しぃ〜♪さすが三嶋亭のお肉もきゅ。
すき焼きに玉ねぎが入ってるのが不思議だっつの。
ご飯がすごくおいしくて、なおさらお肉がおいしく感じるっつの。

味も4倍
こちらは牛肉丼1200円。
これもお肉がやわかくっておいし〜♪
やっぱりいつも食べてる吉野家とは全然違うっつの。


ロシアの香りがしたよ

ホテルに帰って、ほっこりティータイム。
まずは一保堂茶舗の数軒隣にある村上開新堂のロシアケーキ。
ま、簡単に言うとクッキーもきゅね。
1枚168円で5種類あるけど、むぎはチョコと柚子ジャムとアプリコットをチョイス。
味だけ違うのかと思ったら、固さとか歯ごたえが全然違っていてオドロキw(*゚o゚*)w
サクサクだったり、しっとりだったり、カチカチだったりと面白い!
店内も薄暗くてすごくレトロで異空間だったっつの。
寺町は本当にむぎ好みのステキ店がたくさんあって大好きもきゅ。
ずっと食べてみたかった川越芋のおじいちゃんが亡くなって、お店が閉まったままだったのが、本当に辛かったもきゅ。。。


クルミつながりで

お昼にタルトタタンを食べたラヴァチュールでお持ち帰りした、クルミのタルト450円。
あのお店はタルトタタンとクルミのタルトしか置いてないんだけど、クルミのタルトを食べてみたら、こちらの方が断然おいしい♪
むぎの大好きなヌガーっぽい食感もあって、サクサクでかなり気に入ったっつの。
これはまた食べたいもきゅ♪

豆餅三兄弟
大丸さんでゲットしたふたばの豆餅160円。
京都に来たらとりあえず食べてしまうくらいおいしいし、有名もきゅね。
すごく柔らかくて、豆の歯ごたえがしっかりあって、餡も甘すぎず塩っけがあって、さすがに最高の豆餅もきゅ。

開始二秒で悟り完了
翌日は鷹ヶ峰におでかけもきゅ。
まずは、改修工事を終えて10月に拝観を再開したばかりの源光庵へ。
ここは左の悟りの窓と右の迷いの窓が有名だっつの。
なんにも悟れていないむぎだけど、窓からの眺めは、心落ち着かせてくれるっつの。
あ、ここも伏見城の遺構の血天井で有名もきゅ。手形がはっきり残っていてゾゾ〜(>_<)

違いが分かりません
次は光悦寺へ。この鷹ヶ峰一帯は、本阿弥光悦が芸術村を開いたところなんだっつの。
この光悦寺が今回一番の素晴らしい紅葉を見せてくれて、思わず声があがるほどだったっつの。
写真は有名な光悦垣。他と何が違うのかはむぎには聞かないで!

むぎゅっ
次はこの吉野門で有名な常照寺。
友近みたいな人が、吉野太夫について熱く語ってくれた以外は、まぁ普通のお寺だったもきゅ。
でも吉野が実際に寄贈した門は、この何倍もの大きさだったんだって。それはすごいもきゅねぇ。

怪しく立ち上る湯気
バスに乗って、大徳寺近くのゆばのお店に行こうとしたら、満席で1時間も前に札止め・・・。
2時も近いし、おなかが減って仕方ないので、近くにあった一見怪しげなお店へ。
「平安坐」というお店で、こちらもゆば丼が売切れだったので、鴨そぼろ丼1000円を食べたっつの。
味は普通においしかったんだけど、お店自体が普通の町家みたいな部屋に、宗教画みたいなのがいっぱい貼られていて、すごく薄暗くて怪しかったもきゅねぇ。
マスターが画家の先生みたい。不思議な空間だったっつの。

上に立たないように注意
大徳寺へ。これは千利休が自分の像を上に立てて、秀吉の怒りを買い、切腹の原因となった金毛閣だっつの。

暗くなったわけじゃないよ
大徳寺の塔頭の一つ、高桐院へ。
ここは散紅葉が素晴らしく、JR東海の京都行こうCMにも何度か登場している場所なんだけど、やはり紅葉には早すぎたみたいもきゅ。

ベロはどこ?
珍しく烏丸御池で途中下車し、新風館といういろんなお店が集まっているスポットへ。
雨が降ってきたので、ベロタクシーっていう自転車タクシーに乗ってみたもきゅ。
一人300円で、東は寺町、南は四条までどこでも行ってくれるんだっつの。
むぎは大丸さんまで連れて行ってもらったけど、道行く人に「なにあれ?」って注目されて、ちょっと恥ずかしいもきゅ。
歩くより少し早いくらいのスピードで景色が流れて、まったり楽しめるもきゅ。
何よりエコなのがいいっつの!
今回も秋ぶらり期間中でこんなステキな着物が3000円で借りられたっつの。

うまうまスープ
寒くなってきたので、大丸さんの地下にある「DearSOUP」で、大好きなミネストローネとパンのセット504円であったまったもきゅ。
スープはもちろんのこと、パンも焼きたてっぽく温かくて、外はカリッ、中はふわっとおいしいっつの。
Soup Stock Tokyoもおいしいけど、関西人なら、やっぱりディアスープやわなっ!(←急に関西弁!)

だし巻き等身大
錦市場にある三木鶏卵のだし巻き(中)556円。
思った以上にジューシーで、お箸を入れると、お出汁があふれ出てくるっつの。
冷めてもおいしくって、さすが人気なだけあるっつの。

おやつはカツサンド
京都のあちこちにあるパン屋さん「志津屋」のとんヘレカツサンド451円と元祖ビーフカツサンド409円。
むぎは知らぬ間にいつもここのパンを食べてたんだけど、一番人気のカルネとこのカツサンドを食べて無かったもきゅ・・・
お肉もやわらかくて、ソースがしっかり染み込んでいて、時間が経ってもおいしいもきゅ。むぎはちょっとあっさりめのヘレカツの方が好きもきゅね。
フランスパンにハムとオニオンスライスがサンドされたカルネ136円も、朝食にぴったり!フランスパン嫌いのむぎでもおいしくいただけたっつの。

11月も中旬だったのに、紅葉には少し早かったみたいで、今回も主に京都のB級グルメを堪能してきたもきゅ。
スフレは何を語るより、絶対食べてみて欲しいっつの。むぎはスフレに開けた穴の中に埋もれてしまいたいくらい!
一保堂茶舗の玉露も最高だったっつの。別に頼んだ玄米茶ももちろんおいしかったけど、玉露の衝撃には勝てないっつの。次はお濃茶もいただいてみたいもきゅ。
本当においしいものばかりで、幸せだったもきゅよ〜♪

ということで、この旅のむぎのbPは・・・

六盛茶庭のスフレに決定もきゅ!

2007.3.13Update

おでかけめそトップへ戻る